7.シドニーでのアコモデーション、語学学校、フリースクール

シドニー滞在の7ヶ月間で計三度の引越しをしました。つまり、4ヶ所のアコモデーションを転々としていたことになります。オーストラリアでは、次から次に住まいを変えることは特別なことではありません。以下が僕の生活した地域です。

ビンテージカー

□ パディントン □

仮住まいで1週間ほど滞在した週$150のオウンルーム。語学学校まで歩いて40分程かかりました。ブランドショップも立ち並ぶオシャレな街です。

□ サリーヒルズ(テーラーズスクエア近郊) □

約2ヶ月間生活した週$145のオウンルーム。帰国後グーグルアースでチェックしてみたらこの家の屋根までしっかり映っていて感動!ちなみにキッチンはゴキブリだらけでした。

□ サリーヒルズ(セントラルステーション近郊) □

約3ヶ月生活した離れのプレハブで週$139のオウンルーム。オーナーはマレーシア出身のゲイでメチャクチャ細かくていちいちうるさい!僕はいつもアルバイトで部屋にいなかったので3ヶ月耐えましたが1日で出ていく人もいます。

□ シドニーシティー □

約1ヶ月間生活した週$90のリビングシェア。韓国人ばっかの高層ビル(レジスタワー)の27階。住民の数に比べてエレベーターが二基しかないのでいつも一階で渋滞。少しでも出費を抑えようとここに引越してきました。リビングを本棚とカーテンで仕切ってベットを二つ並べただけのスペースで、韓国人の男の子とのシェアでした。最初は抵抗を感じましたが、すぐに慣れてしまい意外と心地よく生活することができました(※高層ビルは風通しが良くて気分いいですよ)。シティーでオウンルームを借りるのが理想でしたが、その予算はなくシドニー滞在中の大部分をサリーヒルズで生活した結果となりました。サリーヒルズという地域は治安が悪いとされ、その分比較的レントが安くなっています。ハイドパークまで徒歩10分ほどで交通の便はそれほど悪くありませんでした。実際に生活してみて危険を感じたことはありませんでしたが、どこに住もうと夜間女性の一人歩きは危険だと思います。

語学学校

念願の学生生活スタート!電子辞書とシャーペン・ノートをバックに詰めて登校です。さすがに初日は緊張しました。レセプションで指定されたクラスに行くと、クラスメイトは全員席についていました。僕を含めた日本人三人と韓国人四人のクラスです。服装やヘアスタイルで日本人と韓国人は大抵見分けがつきますが、なかには微妙で判断がつかない場合があります。そんなとき英語で話しかけるのか、日本語で話しかけるのかいつも迷ってしまいます。しばらくの間、タイ人かなと思っていた学生が日本語をペラペラ話しているのを聞いてビックリしたこともありました。

入学前に筆記とスピーキングのレベルチェクを受けていました。僕のレベルはインターメディエイト(真ん中)だそうです。でも全然授業についていくことができませんでした。ボキャブラリーがないので、電子辞書が手放せません。正直レベルがあってませんでしたが、それでも授業は楽しかったです。スピーキングの学校なので先生の話を一方的に聞いて黙々と黒板を書き写すということはありません。とにかく発言をして積極的にコミュニケーションを取るのです。ゲームを取り混ぜた授業も多く、気分は完全に学生時代に戻っていました。ただ1ヶ月を過ぎた頃から、夕方から深夜まで居酒屋でアルバイトを始めた結果、”9時から15時までのフルタイムの授業、17時から翌1時までのアルバイト”このハードスケジュールに身体がついていかず、朝寝坊が多くなってしまいました。

この語学学校の生徒は日本人と韓国人で八割を占めていました。その他、中国・台湾・タイ・ヨーロピアンの生徒がちょこっとです。韓国人のほとんどがそれなりに日本語を話せることに感心しました。隔週金曜日の午後には課外授業(レクリエーション)がありました。クラスに分かれて動物園やビーチに出かけたり、ハーバーブリッジを横断したり、クリケットをしたり、PUBでプールゲームをしたりしました。2週間を経過するごとにレベルに合わせたクラス替えが行われます。卒業して行く者、新しく入学してくる者、人々は絶えず擦れ違っていきます。

語学学校に通うことの一番の長所は、友達が増えることではないでしょうか?大抵の生徒がオーストラリアに来て間もない時期に語学学校に通うので、その後思い思いに各都市に散っていくわけですが、メールで連絡を取り合ってシドニーを遠く離れた町で懐かしい再開をすることもありました。帰国時期も必然的に似通ってきます。年齢はバラバラですがワーキングホリデー同級生です。おかげさまで沢山の友達を作ることができました。


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語学学校終了とほぼ同時にフリースクールに通うことになりました。通っていた学校の二つ隣のビルにあるこのフリースクールでは、タイミングよく新規生徒の募集をしていたのです。少しでも英語の学習に触れていたい、そんな気持ちから申し込みをしました(※フリースクールとは、我々外国人相手の英語教師を目指す方のための学校です)。予め決められた日時に簡単なスピーキングのテストを受けにいきます。その後、各人のレベルに合ったクラスに空きが出来次第、Eメールで召集されます(※指定された日に出向けないと後回しにされます)。時間は平日週5日のコースと週末だけのコースから選ぶことができました。ここでもインターメディエイトのクラスになりました。語学学校で仲のよかった韓国人と一緒のクラスです。

また、フリースクールは出席にうるさいです。決められた時間にきちんと出席しないと首になります。用事があるからといって早引きもできないことになっています。実際はある程度の融通は利きますが、お金を支払う学校とは異なり真面目な生徒像を求められます。また、授業内容を期待してはいけません。ぼそぼそと何を言っているのか聞こえない先生、緊張してしまってアップアップの先生、チョコレートバーばかり食べていて全然やる気のない先生もいました。結局1ヶ月間通ったっきり行かなくなりました。シーンと静まり返った授業は実につまらなかったからです。ただ、出席率を保っていれば永遠に通うこともできます。費用はかかりませんので興味のある方はトライしてみてください。

ちなみにこのフリースクールにはイタリア人の生徒が多かったです。彼らの英語の発音は独特で理解に至らないことも多々ありました。また、韓国人の発音は日本人と似通っていますが、日本語で言う「ふ」の発音が苦手のようです。「If」を「イプ」と発音するのがかわいかったりします。

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