8.オペラハウス、ハーバーブリッジに映えるシドニーニューイヤー花火

シドニーのニューイヤー花火は世界的に有名です。この時期、シドニーシティー周辺のホテルやバックパッカーはどこも予約でいっぱいになります。語学学校のクラスメイトは午前中から場所取りに出かけていきました。僕はそういったことが面倒なので、夜中になってから部屋を出ました。ですが、それは甘い考えでした。一番の人気スポットであるミセスマッコリーポイントに向かうと、ボタニックガーデン入り口で通行止めになっていました。混雑のため入場規制を敷いていたのです。三メートルほどの高さのある鉄柵で完全に通行をシャットアウトしていました。その鉄柵には膨大な数の観光客が群れ、警備員に向かって奇声を上げています。ここを早々に諦めオペラハウスに向かいました。ですが、オペラハウスに続くメインストリートも既に通行止めになっていたのです。でもこちらのゲートには高い鉄柵はなく、腰高までのガードレールのようなものが並べられているだけでした。「これいけるじゃん!」警備員がそっぽを向いている瞬間を狙って、ぴょんと飛び越え突破です。ところが、別のところにいた警備員にあっという間に首根っこを掴まれた上、何やら罵声を浴びせられガードレールの外に追い出されてしまったのです。その衝撃でネックレスがちぎれたほどでした。ちゃっかり者たちは僕が捕まっているのをいいことに次々と突破していきました。こんなことをしていて花火は見れたのでしょうか?

ニューイヤーを待ちわびる人々

実はめでたく見ることができたのです。しかもオペラハウス側面からのグレートビューでした。実は追い出されたあとも粘っていたら、通行規制が解除される瞬間が来たのです(※ネックレス壊し損です)。オペラハウス手前にも別の規制ゲートがありましたが、こちらもしばらくすると開きました。運がよかったのか悪かったのかわかりませんが、とにかく最高の眺めをGETしたのです。

オペラハウス周辺は物凄いことになっていました。場所取りの人々で足の踏み場もないくらいぎっしり人間が詰まっています。わずかに確保されている通路も「Excuse me?」がないとなかなか進めません。やがてハーバーブリッジに15(フィフティーン)からのカウントダウンが表示されました。場内の興奮は最高潮に達していました。皆大きな声を上げ、年が明ける瞬間までカウントを減らしていきます。途中8(エイト)ぐらいでカウントを表示させる機械がひっかかって爆笑を誘っていましたが、ゼロと同時にハーバーブリッジから火が吹き、数ヶ所でドカンと花火が上がりました。

花火の発行により照らされたハーバーブリッジ、オペラハウス、シドニー湾、、、ここシドニーという街は美しく整備されたとても素敵な街でした。

岐路に着く人々の波もまた圧巻です。どこかで叫び声が上がると必ず誰かが呼応します。この連鎖がどこまでも広がり、全体にこだまして街が揺れるのです。これほどの数の人間がシドニーのどこに納まっていたのでしょうか?大量に出たゴミの山で見るも無残なストリートも、翌日には跡形なく綺麗に片付けられます。年に一度のシドニー最大のお祭りはこうして幕を閉じたのです(※オーストラリアでは、ソフトクリームと同じ形をしたただの生クリームが道端で売られています。友人は一口食べて固まっていました、、、アイスクリームではないのでもちろん冷たくありません)。

シドニーニューイヤー花火

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