20.プロサーパイン~アーリービーチ~ミッションビーチ~キュランダ観光

プロサーパインはボーエン南方に位置しています。ホワイトへブンビーチへのツアーで有名なアーリービーチの起点にあたる町です。ワーキングホリデーでピッキング生活をしている人の間でも、この町はあまり知られていません。

アーリービーチ

プロサーパインには仕事を紹介してくれるパレスホテルというバックパッカーが一つだけあります。ファームはトマトが二つとエッグプラントが一つだけでした。トマトはボーエンまで出かけます。ボーエンでバッパーが取れずに仕事がもらえなかった人がプロサーパインに流れてきていました。ここはとても自由なバッパーです。ファーム別に名前を記入する用紙がキッチンの壁に貼り付けてあり、働きたい者は前日にその用紙に自分で名前を書き込めばいいのです。僕はトマトで一度痛い目にあっていたので、迷わずエッグプラントを選択しました。

オーストラリアのエッグプラントはでかいです。片手でガシッと掴むくらいの大きさで収穫します。根元でカットしてバケツに入れていく単純な作業でした。一杯になったバケツはその場に置いておけば、回収担当のアルバイトが持っていってくれます。給料はアワリーペイで一日$90と安定していました。ここはキャラバンパークから通ってくる韓国人ばかりが働いていました。韓国人コミュニティーはどこへいっても強力です。日本人も群れる印象がありますが、韓国人と比べたら全然だと思います。


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五日ほど経過した頃、エアーで同部屋だった三人がプロサーパインにやって来ました。どうやらエアーではその後も仕事がもらえなかったようです。ですが、やって来たのはいいのですが、満室でパレスホテルにチェックインすることができませんでした。そこで僕も合流して片っ端から他の宿泊施設をあたりました。最終的には親切な地元の方に教えてもらった少し町外れにある親日家が経営している宿を取ることができました。交渉の結果、オーナーの車を洗車する条件で値引きまでしてもらったようです。翌日彼らは無事パレスホテルにチェックインすることができました。また賑やかな面々が揃いました。

宿泊施設

エアーで一緒になった四人の中で、僕が一番早くプロサーパインを発つことになりました。シドニーを出るときからフルーツピッキングは10月末までと決めていたのです。この頃には、セカンドワーキングホリデービザを取得する気持ちは完全になくなっていました。残りの数週間をのんびりと過ごしたい、そんな気持でだけでした。僕がアーリービーチに行くことを告げると、皆も仕事を休んでついてきてくれました。アーリービーチはとても賑やかな観光地です。東海岸一綺麗だと言われているホワイトへブンビーチに出かける人々で溢れていました。4ヶ月のフルーツピッキング生活を終えた僕はホッとした反面寂しさも感じていました。気の合う仲間ともう共に働くことはないのです。もしかしたら二度と会うこともないのかも知れません、、、アーリービーチにあるプールサイドでこんなことを考えながら寝そべっていました。

その後、皆と別れてミッションビーチに向かいます。ミッションビーチはスカイダイビングで有名なこじんまりとしたビーチです。静かなビーチで寝そべっていると一定の間隔をおいて上空からパラパラと人が舞い降りてきます。オーストラリア滞在中このビーチでスカイダイビングを経験した日本人とたくさん会いました。その後、再度ケアンズに向かいます。前もってケアンズ発シドニー行きの航空券を友人に手配してもらっていたのです。

ケアンズではキュランダ観光に出かけました。キュランダ鉄道を利用すれば壮大な景色を一望できたのですが、少しでも資金を浮かせようとケアンズシティーから出ていた格安の個人バスを利用しました。その変わりキュランダの町から大きな滝の見える絶景ポイントまで遊歩道を歩いて見に行きました。道中50センチ以上あるオオトカゲと出会いアウトバックな気分にもなりました。ここキュランダはまるで日本の軽井沢のようでした。その後、バックパッカーで知り合った友人とパームコーブに出かけました。彼方にはグレートバリアリーフが広がっています。そしてケアンズを発つ日がやってきます。出会いの数だけ別れがあると言います。1年間のワーキングホリデー生活の中で、本当にたくさんの出会いに恵まれました。その恵まれた出会いの数だけ別れも経験することになるのです。少し複雑な気持ちでした。こんな想いを経験するのもワーキングホリデーならではだと思います。

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